「英作文って、どうやったら上達するの?」 当初、私はそんな悩みを持っていました。
宿題として出された英作文は、正直かなりハードで、一文を書くのにも時間がかかります。
それでも続けていく中で、講師の添削を受けるたびに 「自分の英語、こんなにズレていたんだ」 「もっとシンプルに考えていいんだ」 と気づかされることが何度もありました。
特に得難い経験だと感じるのは、“間違ってはいないけど、自然ではない英語”を細かく直してもらえたことです。
この記事では、実際に英会話スクールで行っていた英作文添削の流れや具体例を紹介しながら、
- 英作文添削ってどんなことをするのか
- 本当に効果はあるのか
- 初心者にとってどんな意味があるのか
を、体験ベースで正直に書いていきます。
英作文への苦手意識
英会話スクールに通い始めて1年ほどたった頃、担当の外国人講師から提案がありました。
「もしやる気があるなら、通常の宿題と別に英作文の添削をやるよ」
正直、英作文は会話以上に苦手。 文法や表現について「ちゃんとしなきゃ」という思いが強まり、ああでもないこうでもないと悩んだ末、結局形にできないといった状況でした。 テキストを買って英語日記に挑戦しても、似たような表現のオンパレードとなり、不全感だけが残っていました。
そんな英作文。ネイティブの人に添削してもらえるチャンスなんてそうそうない。
しかも追加料金なしの善意からの申し出だったこともあり、是非にとお願いしました。 出来は悪くとも、指導してもらえるならばスキルも上がるだろう、との期待からです。
英作文添削の流れ
流れはシンプルですが、実際にやってみると意外にハードでした。
- 講師から、いくつかのテーマが提示される(例:自分の好み、社会問題、日本の文化について など)
- その中から自分で1つテーマを選び、自分の考えを英語で書く
- 次のレッスンで、出来上がった英作文を提出
- さらにその次のレッスンで、講師が添削したものが返却される
添削では、文法のミスだけでなく「より自然な言い方」や「ネイティブらしい表現」に修正されており、内容に対しての講師の感想も英語で付け加えられていました。
正直に言うと、この宿題は毎回かなり悩み、時間もかかりました。 そもそも英語で自分の考えを書くことに慣れていません。1つの文章を作るのにもあれこれ調べて比較し、ようやくひねり出すといった具合でした。
【実例】英作文の添削でこう変わった
実際に添削してもらった英文の一例です。
テーマは “Will microtourism replace international tourism in the future?”(将来的に、マイクロツーリズムはインターナショナルツーリズムに置き換わると思うか)。
私が書いた英文の中の一つがこちら。
Before: Travel restrictions make us refrain from overseas trip.
最初はごちゃごちゃしていた文を、自分なりにシンプルにまとめたらこんな形になりましたが、なんだかしっくりきません。
講師に添削していただいた後の英文はこちら。
After: Travel restrictions force us to refrain from traveling overseas.
主な修正ポイントは以下の通りです。
- make → force(より自然で強いニュアンスに)
- overseas trip → traveling overseas(名詞ではなく動名詞にすることで自然な表現に)
英作文添削をやって気づいたこと
自分では「これで合っているだろう」と思っていた文章でも、実際にはネイティブから見ると違和感があるのだと知りました。
添削を受ける中で印象的だったのは、「文法的に間違いではなくても、より自然な言い方に直される」という点です。 これが英作文添削の一番の価値でした。
また、講師は文章の中身そのものについて、英語のコメントを返してくれました。そこで生まれる対話がとても楽しかった。 とっさの英語力がないため、その場の会話ではできなかった深掘りが、英作文という課題によって可能となったのです。 これもまた、英語でコミュニケーションがとれる喜びであり、英語の学びの強い原動力になりました。
英作文添削で良かったこと
私にはこんな悩みがありました。
- 長い文章を英語で伝えるのが苦手
- 自分の英語が正しいか不安
- 独学で伸び悩んでいる
英作文添削は、まさにこの悩みによりそった課題となりました。
- 間違っても気にしなくていい。丸ごと修正しないといけないかも、と思っていた英文が、意外とちょっとした工夫で活かせることが分かった
- 「あなたの考えは面白い」と言ってもらえることで、モチベーションが上がった
などの良さがありました。
正直、むずかしさもあります
良いことばかり書いてきましたが、正直な話、大変な面もあります。
とにかく時間がかかる。 一つのテーマについて書き上げるのに、調べものも含めてかなりの時間を使いました。忙しい週は、宿題が重荷に感じられることもありました。
悩みすぎてメンタルがやられそうになる。 「正しく書かなきゃ」と考え込むほど手が止まり、提出日ギリギリまで苦悩していました。
継続しないと意味がない。 1回や2回の添削で劇的に変わるものではなく、続ける中で少しずつ「自然な英語の感覚」が積み上がっていくものだと感じます。
まとめ|英作文添削は初心者こそやるべき
英作文添削の一番のメリットを一言でいえば、“間違ってはいないけど、自然ではない英語”に気づけること。これは独学ではなかなか得られない経験でした。
そして、英作文添削は初心者へのハードルを下げてくれる、一歩踏み出す力になってくれました。
時間はかかるし、悩みもします。それでも、英語で自分の考えを伝え、それに講師からコメントが返ってくるやりとりは、会話とはまた違った英語の楽しさを教えてくれました。
英会話スクール全体の体験については、こちらの記事で詳しく書いています。